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水虫の原因は、「白癬菌」というカビの一種であるとお話してきましたが、この白癬菌、なにも足のウラだけに感染するものではありません。体の色々な部分に感染するのですが、感染した場所によって病名が変わってくるのです。
以下におもな発症部位と病名を説明します。
●体部白癬(たむし)
白癬菌が体に感染・繁殖したものを「体部白癬」といい、俗にいう「たむし」のことです。体のなかでも股の付け根やでん部など、皮膚と皮膚が擦れ合うところ、分泌物のおおいところに感染・発症しやすいです。 症状としては、発疹の周りの部分が盛り上がって輪のようになるのが特徴です。おもに思春期の男性に多くみられる病気です。かゆみを伴う場合、伴わない場合があります。
●陰股部白癬(いんきんたむし)
同じくたむしのなかでも、特に太ももの内股部分にできたものを陰股部白癬(いんきんたむし) といいます。
●頭部白癬(しらくも)
白癬菌が頭部に感染した場合は、頭部白癬(しらくも)とよばれます。これも男子児童のあいだに多く発症し、女子にはあまりみられない病気です。 症状としては、最初は毛根部分に10円玉くらいの大きさの白いふけのかたまりのようなものができます。その周りの毛は切れたり折れたり抜けやすくなったりし、同時にかゆみも伴います。掻くとそこから炎症を起こし化膿する場合もありますので、早めの処置が必要です。 また、男児に限らず帽子やヘルメットをかぶることの多い職業の方などは、頭部が蒸れやすく、白癬菌が感染・寄生しやすくなりますので注意しましょう。
●手白癬
ほとんどの場合、足にできた角質型の水虫が手にも感染して起こります。最初は指と指の付け根あたりに水泡のようなものができ、やがて足と同じように手の皮が厚く硬くなって、ガサガサした感じになります。 手荒れや湿疹と勘違いされやすいのですが、治療する薬が違ってきますのできちんとした診断が必要になってきます。
●爪白癬
小水泡型や趾間型の水虫を完治させることなく繰り返しているうちに、白癬菌が爪のほうにまで感染してしまうのが爪水虫です。 通常痛みを伴わないため、さらに放置し慢性化させてしまうことが多い病気です。
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