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人間の皮膚は体の一番外側にあり、人間の体を保護したり体温調節をしたりする大変重要な器官のひとつで1枚の膜でできています。 その総面積は仮に身長160cmで体重50Kgの人の場合畳1畳分ほどにもなり、総重量は8kg以上にもなります。
人間の皮膚は3層からなっており、一番外側から表皮・真皮・皮下組織という構造になっています。そして、表皮の外側もさらにいくつかの層に分かれていますが、もっとも深い部分は基底層とよばれています。基底層ではつねに細胞分裂が行われていて、古い細胞を外側の層へ押し出していきます。そして一番外側の部分、角質層を形成し、やがてはアカとなって体から剥がれ落ちていきます。
角質層の厚さは体の場所によって異なります。
おわかりかと思いますが足のかかとなどの角質はもっとも厚い部分です。 水虫が足の裏に多いのは、角質層が厚く高温多湿の環境になりやすいため白癬菌が住み着きやすいからといえるでしょう。
また、爪や毛なども角質層がその目的により変形したものであり、見た目は皮膚とまったく違いますが主成分は皮膚と同じものでできています。

みなさんはターンオーバーという言葉を聞いたことがありますか?加齢とともに周期は遅くなりますが、人間の皮膚は細胞分裂を繰り返し約28日で新しいものと生まれ変わるのです。
ですから、皮膚に住み着いた白癬菌を完全に退治するためには、少なくても皮膚が新しいものに生まれ変わる1ヶ月ほどは治療を続ける必要があるわけです。
また、爪の場合ターンオーバーの周期は半年といわれていますので、爪水虫を完治させるには最低半年は治療を続ける必要があるというわけですね。
角質層はケラチンという成分でできており、水虫の原因菌といわれる白癬菌は、このケラチンが大好物なのです。ケラチンを食べて皮膚のなかで繁殖していくのです。
白癬菌はケラチンを溶かす「ケラチナーゼ」という酵素を持っていて、この酵素でケラチンを溶かしながら自分の栄養素として繁殖していきます。その繁殖の過程で、あの水虫の不快な症状、強いかゆみや水泡、皮がボロボロはがれるなどの症状が起こってくるのです。
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